サイズ直し後に指輪が変色した場合の素材別の原因と修復方法
指輪のサイズ直し後に変色が起きる原因を素材別に解説。ロー付け箇所の変色・ホワイトゴールドのくすみ・シルバーの黒ずみへの対処と、専門店への再依頼方法をまとめました。
Short Answer
まず結論
サイズ直し後の変色は、ローの成分の違いやロジウムメッキの剥がれが主な原因です。ホワイトゴールドはロジウム再コーティング、シルバーは磨き直し、修理箇所が目立つ場合は再磨きが対処法です。
- 変色の主な原因はローと地金の成分差、またはメッキの剥がれ
- ホワイトゴールドはサイズ直し後にロジウム再コーティングが必須
- 修理に起因する変色は修理店に再対応を依頼できる場合がある
- プラチナは変色リスクが最も低い素材でリペア後も安定しやすい
Decision Guide
相談前に見る判断基準
修理直後に変色
修理箇所に黒ずみ・色差がある
修理店に連絡し再対応を依頼
WG黄ばみ
ホワイトゴールドか
ロジウム再コーティングを専門店に依頼
修理跡が目立つ
時間経過で色差が出た
磨き直しで色を均一化する
全体くすみ
修理箇所以外もくすんでいる
全体クリーニングと磨き直しを依頼
Steps
進め方
- 1変色が修理箇所のみか全体かを確認する
- 2素材(WG・シルバー・K18等)を確認する
- 3修理を依頼した店舗に状況を伝えて対応を確認する
- 4ロジウム再コーティングまたは磨き直しを依頼する
Caution
できない場合・注意したい場合
変色を自己ケアで対応しようとして誤った薬品を使うと、素材をさらに傷める可能性があります。特に石付きリングは専門店に相談することをお勧めします。
RETOLD TOKYOで確認できること
RETOLD TOKYOでは素材に合わせたロー選定と修理後のロジウム再コーティングまで一貫対応。変色リスクを最小化した仕上げを提供します。
サイズ直し後に変色が起きる主な原因:ロー付けと地金の違い
指輪のサイズ直しは、リングを切断して広げるか縮め、溶接材(ロー)でつなぎ直す工程を含みます。この際に使用する「ロー」と呼ばれる溶接材が地金の純度や色味と完全に一致しない場合、時間が経つにつれて修理箇所だけが異なる色に変化することがあります。
K18ゴールドの場合、K18用のローを使っても成分比率が微妙に異なることがあり、修理から数ヶ月〜1年後に接続箇所が若干黄色みが強くなったり、くすんで見えたりすることがあります。特にK18ピンクゴールドは成分調整が難しく、修理後の色合わせが難しいケースがあります。
ホワイトゴールドはロジウムメッキによって白色に仕上げられています。サイズ直しの後にロジウムメッキを再コーティングしないと、修理箇所のメッキが薄くなり黄色みを帯びた下地が見えるようになることがあります。これは修理後に「必ずロジウム再コーティングが必要」というケースの一つです。
プラチナはロー付け修理後の変色リスクが最も低い素材です。プラチナ用のローを使えば色の違いはほぼ出ません。修理後に変色が起きにくい素材をご希望の場合は、プラチナリングがもっとも安定しています。
ホワイトゴールドのサイズ直し後に黄ばむ理由とロジウム再コーティング
ホワイトゴールド(WG)リングはK18やK14の金合金にパラジウムや白金などを混合した素材で、それ自体は若干黄みを帯びています。純白に見せるためにロジウムメッキを表面に施しますが、このメッキは着用による摩擦や酸・アルカリに触れることで徐々に剥がれていきます。
サイズ直しの工程では熱が加わるため、修理箇所周辺のロジウムメッキが部分的に剥がれたり薄くなったりします。修理後にロジウム再コーティングを行わないと、修理箇所だけ黄みを帯びて見える原因になります。
ホワイトゴールドのサイズ直しを依頼する際は、「修理後のロジウム再コーティングは含まれているか」を事前に確認することをお勧めします。コーティングが含まれていない場合は追加で依頼するか、コーティングを含んだ専門店を選ぶと良いでしょう。
RETOLD TOKYOではホワイトゴールドのサイズ直し後のロジウム再コーティングも対応しています。修理後の仕上がりを一貫してサポートしていますので、まずはLINEでご相談ください。
シルバーリングのサイズ直し後に黒ずみが増した場合の対処
シルバーリングのサイズ直しでは、修理箇所に異なる成分のローが使われた場合や、ローの種類によっては修理後から変色が始まることがあります。また、溶接による熱処理でシルバーの表面が酸化しやすい状態になり、修理直後から黒ずみが急速に進むケースもあります。
修理後の黒ずみが修理箇所に集中している場合は、ローの成分問題が疑われます。修理店に相談し、ロー付け箇所の磨き直しまたはロジウムコーティングを追加で依頼することが改善策の一つです。
修理箇所以外も全体的に黒ずんでいる場合は、修理による素材の活性化が影響している可能性があります。専用クリーナーでの全体クリーニングを行い、その後のケア習慣を見直すことで改善できます。
修理後の変色が著しく、修理前より状態が悪化していると感じる場合は、修理を依頼した専門店に状況を伝えてください。原因の説明と対応を求めることは当然の権利です。信頼できる専門店であれば、誠実に対応してくれるはずです。
修理箇所の変色が目立つ場合の解決策:磨き直しと追加処理
サイズ直しの修理箇所が時間とともに目立ち始めた場合、最初に試みる解決策は「磨き直し(ポリッシュ)」です。修理箇所を再磨きすることで、表面の変色層を除去し、周囲の地金との色の差を目立たなくすることができます。
磨き直しで改善しない場合や、修理箇所の変色が深くなっている場合は「再ロー付け」が必要になることもあります。この場合は修理を依頼した店舗または別の専門店に相談し、適切な処置を依頼しましょう。
ホワイトゴールドの黄ばみはロジウム再コーティングで改善できます。全体を再コーティングすることで修理箇所と他の部分の色が均一になります。コーティングは2〜5年に一度が目安です。
修理後の変色について、自己ケアで対応する前に必ず修理を依頼した店舗に相談することをお勧めします。修理に起因する変色であれば、無償または低費用での対応をしてもらえる可能性があります。
サイズ直し後の変色を防ぐための依頼前の確認事項
サイズ直し後の変色を防ぐためには、依頼前に「使用するローの種類と地金との色の一致性」について専門店に確認することが有効です。特にホワイトゴールド・ピンクゴールド・シルバーは変色リスクが比較的高い素材です。
「修理後にロジウムコーティングが必要か、そのコーティングが料金に含まれているか」も事前に確認してください。ホワイトゴールドの場合は特に重要な確認事項です。
修理実績のある専門店を選ぶことも変色防止につながります。素材別の知識が豊富で適切なロー選定ができる職人が在籍している店舗であれば、修理後の変色リスクが低くなります。
RETOLD TOKYOでは、素材ごとに適切なローを選定し、ホワイトゴールドにはロジウム再コーティングを標準で行います。修理後の変色リスクを最小限にした仕上がりを目指していますので、ご安心ください。
よくある質問
サイズ直し後の変色は、修理店に無料で直してもらえますか?
修理直後から変色が起きた場合や修理に起因すると判断される変色は、修理店に状況を説明することで再対応をしてもらえる場合があります。ただし、修理から時間が経っている場合や日常的な使用による変色との区別が難しい場合は、有償対応になることもあります。
ホワイトゴールドのサイズ直し後に黄ばんでいます。どうすれば直りますか?
ホワイトゴールドの黄ばみはロジウムメッキが薄くなっていることが原因です。専門店でロジウム再コーティングを行うことで、白い光沢が戻ります。全体的に均一に仕上げるために全体のコーティングをお勧めします。費用の目安は3,000円〜8,000円程度です。
プラチナのサイズ直し後に変色することはありますか?
プラチナはロー付け修理後の変色リスクが最も低い素材です。プラチナ専用のローを使用すれば色の差はほぼ出ません。ただし、プラチナでも表面が曇ってくすんで見えることはあり、その場合は磨き直しで改善できます。
サイズ直しの修理跡が目立ちます。隠す方法はありますか?
修理跡を目立たなくする方法として、①磨き直しで周囲と色を均一化する ②ロジウムコーティングで全体を覆う ③彫刻や模様で修理箇所を装飾する などがあります。どの方法が適切かは指輪の素材とデザインによって異なるため、専門店に相談してください。
サイズ直し前後で色が変わった場合、同じ店に戻した方が良いですか?
まずは修理を依頼した店舗に連絡し、変色が修理に起因するものかを確認してもらうことをお勧めします。対応が誠実でない場合や解決できない場合は、別の専門店に相談することも選択肢です。写真を持参または送付して状況を説明しましょう。
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